計算方法と根拠

借入可能額の考え方

まず「年収 × 返済負担率」で年間に返せる額の上限を出し、ほかの借入の年間返済額を引きます。残りを 12 で割った額を毎月の返済額とし、元利均等返済の式を逆にたどって、その返済額で返しきれる借入額を求めます。

借入可能額の式

借入可能額 = 毎月の返済額 × (1 − (1 + 月利)の返済回数乗の逆数) ÷ 月利。月利 = 年利 ÷ 12、返済回数 = 返済期間(年)× 12 です。年利が 0% のときは、毎月の返済額 × 返済回数になります。円未満は切り捨てます。

返済負担率について

返済負担率は、年収に占める年間返済額の割合です。本サイトでは特定の金融機関の基準ではなく、利用者が入れた割合をそのまま使います。実際の審査での割合の扱いや上限は金融機関・商品ごとに異なります。

金利と期間による違い

同じ返済額でも、金利が低いほど、返済期間が長いほど、借入可能額は大きくなります。金利が上がる局面や、返済期間を短くした場合を事例のページで見比べられます。

使っている式

計算式
名前やっていること式
年間に返せる額の上限年収 × 返済負担率です。annualTotal = income * 10000 * ratio / 100
この借入に回せる年間の返済額年間に返せる額の上限から、ほかの借入の年間返済額を引きます。負になるときは 0 とします。annualPay = max(0, annualTotal - other * 10000)
毎月の返済額年間の返済額を 12 で割り、円未満を切り捨てます。monthlyPay = floor(annualPay / 12)
返済回数毎月返済するので、返済期間(年)に 12 を掛けます。months = years * 12
月利(小数)年利(%)を 100 で割って小数にし、12 で割った 1 か月あたりの利率です。r = rate / 1200
借入可能額(円)毎月の返済額 × (1 − (1 + 月利)の返済回数乗の逆数) ÷ 月利。月利が 0 のときは毎月の返済額 × 返済回数。円未満は切り捨てます。maxLoan = floor(if(r == 0, monthlyPay * months, monthlyPay * (1 - pow(1 + r, -months)) / r))
借入可能額の目安(結果)上の条件で毎月返せる額から逆算した、借入額の上限の目安です。maxLoan / 10000
毎月の返済額(結果)年間に回せる返済額を 12 か月で割った額です。monthlyPay
年間の返済額(結果)毎月の返済額 × 12 です。monthlyPay * 12
総返済額(結果)毎月の返済額 × 返済回数です。monthlyPay * months
利息の総額(結果)総返済額から借入可能額を引いた額です。max(0, monthlyPay * months - maxLoan)

式の記法: + - * / ^(べき乗)、かっこ、min / max / round / ceil / floor / pow / abs / sqrt、if(条件, 真のとき, 偽のとき)。round(x, 桁) は四捨五入、ceil は切り上げ、floor は切り捨てです。

設定値(定数)と出典

この計算では、税率や料金表などの外部の設定値は使っていません。数学的な定義の式だけで計算しています。

入力できる範囲

入力項目
項目範囲初期値
年収(税込)50〜10,000万円500万円
返済負担率(年収に占める年間返済額の割合)1〜60%25%
ほかの借入の年間返済額0〜5,000万円0万円
年利(固定金利)0〜20%1.5%
返済期間1〜50年35年

結果は、同じ条件なら本サイトのどのページでも同じ数字になります(ページの数字も、計算ツールも同じ計算の仕組みで出しています)。

ご利用にあたって

  • 計算結果は入力した条件にもとづく概算で、金融機関の審査結果や融資額を保証するものではありません。
  • 実際の借入可能額は、年収のほか勤務先・勤続年数・年齢・他の借入・信用情報・担保などをもとに金融機関が決めます。諸費用・頭金・ボーナス返済・変動金利の見直しは含みません。
  • 借りられる額と、無理なく返せる額は同じではありません。本サイトは特定の金融商品の勧誘や、借入・返済計画のアドバイスを行うものではありません。